*** フジフィルム X-Pro1 ***

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                           XF35mm              視度補正レンズはNikon用

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                      ストロボ EF-20               ハリアー15mm

ミラーレス一眼レフデジタルカメラ
(メーカーは「プレミアムコンパクト」と呼んで欲しいとのこと)
撮像素子:APS−CサイズCMOS
有効画素数:1630万画素
大きさ:139.5mm☓81.8mm☓42.5mm 450g
2012年2月発売


X-E1 購入後、ず〜と気になっていたX-Pro1。
キャッシュバックに釣られてXF35mm購入を期に、中古品を入手(新品を買う余力なし)。
程度は良くないが、使えない程でもない。

これは「プアマンズライカ」ではない。
などと言うと、超えたのか?と思うかもしれないが、良い意味ではない。
あくまでも、レンジファインダー「風」であり、光学ファインダーではピントが確認できない。
コンタックスGシリーズのほうが、はるかに近い。
ライカと比べるなど、おこがましい。

ただ、雰囲気だけは味わえる。
ちょいとスナップなんぞ、という時、今更フィルムでもないし、一眼レフは野暮。
コンパクトでは画質が不満。となると、ミラーレス一眼が最適か。
しか〜し、液晶モニターを見ながらの撮影なんざぁ御免したい。ファインダーを覗いて撮りたいのよ
それも、X-E1のような電子ファインダーじゃなく、光学ファインダーを。

※タラレバ
もし、小西六が健在であったならば、35mm相当搭載のヘキサーデジタル。
さらには、Mマウントレンズ交換式ヘキサーRFデジタルが登場していたに違いない。

で、X-Pro1の光学ファインダーだが、パワーショットG10のような、単なる覗き窓ではなく、絞り・シャッター速度・ISO感度他の撮影諸元が見えるのよ。これよ、これ。
ただ、明るいところでは、この表示が見えづらいのよねぇ。
さらに、ブライトフレームがあてにならない。
ファームウェア3.1でも視野率93%程度だし、近接じゃなくても、記録画像は右下にずれる。
メーカーによると、あくまでもフレーミングの目安とお考えください・・・とさ。

正確なフレーミング、マニュアルフォーカスのピント合わせは電子ファインダーを頼ることになるのだが
X-Pro1(144ドット)・X-E1(236ドット有機EL)と大きく違うが、使用感は大差無いように思える。

MF時AE/AF-Lボタン
このボタン、AF-ONボタンとして使えるのは偉い(他の一眼レフのも同様の機能はある)。
アダプタを介してマニュアルレンズと併用す場合、AFモードを「M」にしておけば、MFレンズでは、拡大してのピント確認が出来、AFレンズではAE/AF-LボタンでAF作動と便利。
ただ、ボタンの位置がよろしくない。窮屈。

視度補正
いくつかのレヴューで、この手のカメラは、ユーザー年齢層はどうしても高くなり、+補正が必要と書かれている。その通りだと思う。ただ、私は近視なので−3補正。
最近、純正品が出たようだが、ニコン用も使えるので、置物と化しているF2から引っ剥がし、取り付けた。
お〜、クリア〜。
なお、X-E1には、補正機能がしっかり装備されている。

ストロボ EF-20(サンパックのOEM?)
EF-X20と迷ったが、EFはバウンズが出来る。また、電源が単3(EFXは単4)なので長持ち。
ということでEF-20に決定。

X-E1に付けるとシャターダイアルを回しにくくなり、指標も見えなくなるが、Pro1では問題ない。
問題なのは、カメラ連動のオートパワーOFF。
OFFに連動してくれるのは有難いのだが、オートONにならないのだ。
電源を入れ直し、充電されるまで待たないといけない。
これはなんとかして欲しい。

さて、さて、同じセンサー・処理エンジンで画質は同じ、この2台の使い分けはどうする。

X-Pro1は、AFレンズを装着し、不安を残しつつピントは機械に任せ、雰囲気を味わいながら、光学ファインダーで撮影。& フォクトレンダー(コシナ)15mmをパンフォーカスで使う。
X-E1は、マウントアダプタを介しマニュアルレンズ(コンタックスGレンズ含む)という事になりそう。

気に入らない所も多いX-Pro1だが、使って楽しいカメラである事は間違いない。
ライカMデジタルなんて手も出ない庶民にとっては、まさに「プアマンズライカ」である。・・・えっ!

XF35mm F:1.4
APS-Cサイズとはいえ、35/1.4が5万円ほどで手に入るとはスンバラシイ。
キヤノン・ニコン(共にフルサイズ)だと15万円以上はする。

XFレンズは、塗装の光沢が強すぎ、好みに合わないので見送っていただが、1万円キャシュバックとなれば、我慢もする(情けね〜)。

本当は換算35mmになる23mmが欲しいのだが、開放F値を1.4にしたため高価になって手が出ない。
F値2で手頃な価格にして欲しかった。18mmも欲しいが、キャッシュバックが5千円なので見送り。27mmはF2.8で絞りリングも無い割に高すぎる。

早速使ってみるが、みなさん書かれている通り、フードキャップはすぐに外れて、使いものにならない。フードも緩いが、すぐに外れるほどではない。
一番気になったのは、絞りリングのクリックの浅さと、「A」にロックがないこと。
これは、X-Pro1・X-E1の露出補正ダイアルにも言えるのだが、そそっかしい私は、動いていることに気付かず撮影し、後で気づくというパターンが多いのだ(お前が悪い)。

ニコンD7000のモードダイアルも同様にロックがなく、NPSのサポートを受けている者の端くれとして報告を上げた。
多数の意見があったと見えて、D7100にはしっかりロックボタンが付けられている(ニコンえらい)。

ピントリングの無限遠方向が左右選べるのはユニーク。
ニコンは、ほとんどのメーカーと逆なので、これに慣れてる者には便利。

写りについては、「こんなんもんかな」という感じ(フジノンは昔から好き)。
みなさん絶賛しているようですが、それほどでもないと思う。
フルサイズに慣れてしまっているからかな。そもそも、私しゃ、見る目もないしね。

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